今回の記事は、私たちが現在、取引をさせて頂いている「インドネシア」と言う現在の状況をお話しを致します。
つい半年前までは、covid-19が爆発的に感染者が激増した国として、一躍インドネシアは有名となっていました。
しかし、最近になって日本もcovid-19の問題が沈静化すると同時に、あまり海外の感染状況の報道も減り、インドネシアの状況も一切、続報が無かったのも事実です。
今回は現在のインドネシアのcovid-19の状況をお伝えしていきたいと思います。
目次
1.covid-19が猛威を振るっていた今年前半の状況
2.直近の状況
covid-19が猛威を振るっていた時の状況
まず、インドネシアの当時の状況を纏めてみます
covid-19がインドネシアで猛威を振るっていたのが、凡そ半年前の6月あたりでしょうか??
該当する記事はコチラになります
当時のアチラの新聞では、covid-19の新規感染者が約20,000人/日と伝えられています。
日本で流れていた報道では、アジア圏で最悪レベルの感染者数と報道されていました。
さて、実際に現地に状況はどうであったのか??
私が取引先のインドネシアの方々に聞いた話をご紹介していきます。
インドネシア国内の状況として
- 都市間の移動が制限されている
- レストランや食堂は一時閉鎖命令により強制閉鎖をされているが、持ち帰り用のサ-ビスは提供できる
- マイホーム・車等の購入で発生している、分割払いについては支払いストップが可能
- 900W契約の家庭は、電気料金の半額を政府負担 それ以上の電気容量の契約家庭は不可
- マスク非着用での外出は罰金制度あり(外国人在留者は国外退去処分もあり)
- 医療はかなり逼迫しているが、高額ではあるが私立病院での治療の方が確実で空き病棟がある......etc
となっており、経済活動はかなり停滞しておりました。
2021年6月末のcovid-19の新規感染者は、一日辺り2万人を超えており、インドネシア国内で医療崩壊もあり
日本政府よりインドネシアの在留邦人に対してもチャ-タ-便により退避命令が出ておりました。
ただ、コチラは帰国費用が高額で、勤務先より補助がある駐在員のみ帰国出来たと言う情報があります。

直近の状況
インドネシア国内の現在の状況として
- 都市間の移動は自由
- レストラン等は通常営業 ショッピングモールへの入店は、「ワクチンパスポ-ト」が必要
- 「ワクチンパスポ-ト」はスマ-トフォンのアプリを使用し、保健所と連携している
- 一部観光地(バリ島)のみ、外国人観光客の受入れ開始
- ワクチン2回接種完了者がほぼ100%近くまでなっており、急速に新規感染者が減っている
上記の様になっており徐々に経済活動が回復しつつありますが、日本と違い事業者への政府からの支援金等がほとんどなかった為、covid-19以前での規模に回復するまではかなり時間を要すると思います。
なお、バリ島以外の都市でビジネス目的でのインドネシアへの入国はKTP(在留資格)の所持者は可能ですが、以前として隔離期間は撤廃されておりません。
